玉造についてご紹介します。
三種の神器の一つ、八尺瓊(ヤサカニ)勾玉が、櫛明玉命(クシアカルタマ)によってこの地で造られたとされております。
古代より祭祀に欠かせない「玉」作集団は全国各地にあり、大和朝廷により「玉造部」として組織化されました。
今でも「玉造」の地名が残る地も各地にあります。
出雲「玉造」は近くの花仙山から産出するメノウを原料とし、古墳時代以降は全国でも有数の「玉」生産地となります。
発掘調査では、約30棟の玉作り工房跡や多量の関係遺物が出土しました。
隣接して祭祀を司る「忌部」の町が広がります。
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